山陽新幹線の下り線を利用する際、最も多くの旅行者や出張者が失敗するのが山陽新幹線(下り)の停車駅の選択ミスです。「のぞみだから安心」と思い込んで乗車した結果、通過予定の駅に降り立てなかったり、逆に余計な乗り継ぎを強いられたりするトラブルが多発しています。
新大阪駅を出発する際、特に警戒すべきポイントは以下の3点です。
第一に、姫路・福山・徳山・新山口への停車パターンです。東京直通の「のぞみ」は、すべての列車がこれらの駅に停車するわけではありません。例えば、福山駅や新山口駅には毎時1本程度の「のぞみ」が停車しますが、それ以外の「のぞみ」は岡山・広島間、広島・小倉間をノンストップで通過します。中規模都市へ向かう場合は、時刻表上で停車駅を1列車ずつ確認するか、最初から確実に停車する「さくら」を選択するのが鉄則です。
第二に、山陽新幹線博多行きダイヤ改正に伴う乗り継ぎホームの違いです。新大阪駅では、東海道新幹線からの直通列車(23〜26番のりば中心)と、新大阪始発の九州直通列車(20番のりば等)で発着ホームが物理的に離れています。新大阪駅の新幹線乗り場案内を事前に確認せず構内に入ると、連絡通路でのダッシュを余儀なくされるため注意が必要です。
第三に、8両編成と16両編成の乗車位置ズレです。「さくら」「みずほ」「こだま」の多くは8両編成で運行されるため、ホーム中央付近にしか列車が停まりません。16両編成の乗車位置で待っていると、入線時に慌ててホーム上を移動することになります。