コレクターたちの最大の目当ては、言うまでもなく大阪店でしか手に入らない限定スーベニアだ。たこ焼きやヒョウ柄といった関西のアイコンをユーモラスにまとった野原一家のアクリルスタンドや限定ピンズは、入荷と同時に棚から姿を消す勢いで売れていく。一定金額以上の購入者に先着で配布される限定ノベルティ――特に描き下ろしステッカーや特製ショッパー――を手に入れるため、朝一番の待機列に並ぶファンの姿は日常茶飯事となっている。
しかし、無計画な突撃は時間の浪費に繋がりかねない。特に週末や祝日、館内のメインエスカレーター周辺は開店数分で身動きが取れないほどの過密状態に陥る。現場取材で見えてきた最も効率的な動線は、地下フロア直結の特定エレベーターを利用し、開店直後の混雑ピークからわずかに時間をずらした「午前11時前」または「午後16時半以降」を狙うルートだ。この時間帯はレジ待ちの列が一時的に緩和され、陳列棚の前で商品をじっくり見極める余裕も生まれる。完売リスクを避けつつ快適に買い物を楽しむなら、事前のルート選定が成否を分ける。