時間が経てば証拠が消えるという錯覚。これこそが、投稿者の心理的ハードルを著しく下げている最大の要因だ。エフェクトやスタンプで飾られたポップな画面上で繰り広げられる誹謗中傷・サイバーハラスメントは、被害者の自尊心をじわじわと苛む。
日々の出来事を手軽に共有できるInstagram Storiesは、若年層を中心に圧倒的な支持を得ている。しかし、その手軽さが凶器へと変貌する。「どうせ誰も見ていない」「身内だけの悪ノリ」という甘い考えが、被害者の学業や職業生活に壊滅的な影響を及ぼす事態を引き起こすのだ。