片岡千恵蔵の死因と闘病の真相|多羅尾伴内を愛した昭和巨星の最期

片岡千恵蔵の死因と闘病の真相|多羅尾伴内を愛した昭和巨星の最期

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片岡千恵蔵の名を不滅にした代表作といえば、やはり『多羅尾伴内』シリーズと名作『忠臣蔵』だろう。「ある時は探偵、またある時は……」の名台詞で知られる多羅尾伴内は、七つの顔を持つ男として一世を風靡した。変幻自在な変装と、最後に見せる鮮やかな拳銃アクションは、戦後の復興期に生きる人々に絶大な爽快感と希望を与えたのだった。

一方、『忠臣蔵』における大石内蔵助役では、圧倒的な貫禄と深い情念を表現した。重厚な時代劇の立ち振る舞いはまさに圧巻で、武士の覚悟と哀愁を見事に演じ切った。現場での立ち振る舞い一つをとっても、共演者やスタッフへの気配りを欠かさず、まさに「御大」と呼ばれるにふさわしい風格を漂わせていた。

山田 真由
著者

山田 真由

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