女優としてだけでなく、映画監督としての才能も開花させている。初監督作品『至るころ』で見せたみずみずしい情景描写。作中に漂う美しい日本の「夏」の空気感や、多感な時期の感情の揺らぎは、彼女自身の繊細な内面をそのまま映し出しているかのようだ。
監督としてのインタビューで彼女が語る恋愛観は非常に自立している。「互いの孤独や世界観を尊重し合える関係」を重視する彼女にとって、既存の「結婚」という枠組みや「夫」という形だけに捉われるつもりはないのかもしれない。妥協なきクリエイティブへの情熱が、彼女の生き方そのものを形作っている。