1960年代、空前のフォークブームの巻き起こりとともに一世を風靡した名曲『バラが咲いた』。この歴史的ヒット曲を歌い上げ、日本中にその名をとどろかせたのがマイク眞木だ。彼の持つどこか開放的でアメリカンなライフスタイル、そして音楽への情熱は、間違いなく息子の骨格を形作る原体験となった。
音楽の第一線で活躍し、大手レーベルであるビクターエンタテインメントなどを通じて数々の作品を世に送り出してきた偉大な父親の背中。幼少期から自然と本物の音や表現に触れて育った真木蔵人にとって、アートや音楽は身近な呼吸そのものだったと言えるだろう。