「シャブ中の顔」はどう変わる?覚醒剤が奪う表情と見抜くサイン

「シャブ中の顔」はどう変わる?覚醒剤が奪う表情と見抜くサイン

「シャブ中の顔」はどう変わる?覚醒剤が奪う表情と見抜くサインの真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

覚醒剤乱用者の外見を著しく損なう要因として、激痩せと並んで恐れられているのが「メスマウス(Meth Mouth)」と呼ばれる歯の壊滅的な劣化と、覚醒剤による皮膚むしり症です。

まず、覚醒剤によって視床下部の満腹中枢が刺激され、数日間にわたって飲食を一切受け付けなくなるため、短期間で10〜20kg単位の激痩せが起こります。脂肪だけでなく筋肉も分解されるため、頬が極端にこけ、首筋の筋が浮き出る痛々しい姿へと変わります。

さらに深刻なのが口腔環境の崩壊です。覚醒剤の薬理作用により唾液の分泌が激減して極度の口内乾燥(ドライマウス)が起こる上、中枢神経の興奮による激しい歯ぎしりや食いしばりが止まらなくなります。唾液による自浄作用を失った口内で細菌が爆発的に増殖し、酸によってエナメル質が溶解。歯の根元から黒く腐敗してボロボロに欠け落ち、最終的には若年層であっても多数の歯を失うことになります。

また、感覚異常の一種である「蟻走感(ぎそうかん)」も見逃せません。「皮膚の下を無数の虫が這い回っている」という強い幻覚・体感異常に襲われ、顔や腕の皮膚を爪や針で執拗にかきむしってしまいます。これにより、顔面中に血の滲んだ引っかき傷やかさぶた、化膿した傷跡が無数に広がり、皮膚むしり症特有のただれた顔つきが完成してしまうのです。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。