プロの造園家が明かす秘訣は、「株分け」と「剪定のタイミング」にある。宿根草は数年育つと株が混み合い、中心部が衰退することがある。これを3〜4年に一度、春先や秋口に株分けすることで、株が若返り、翌年以降も勢いよく花を咲かせ続ける。すべてを一度に切り戻すのではなく、枯れ姿を冬の間残しておくことで、冬の庭に立体的な造形美をもたらす効果もある。
また、日陰や半日陰のスペース(シェードガーデン)を活用することも成功の鍵だ。ヒューケラやホスタ(ギボウシ)、アスチルベといった耐陰性のある植物を組み合わせれば、光の届きにくい場所でも瑞々しい葉色と花を楽しむことができる。日光の当たり方に合わせて植物を選ぶことが、無駄な失敗を防ぐ最大の近道と言える。