1歳の誕生日に「やるべきこと」の全体像を把握するには、古来から受け継がれてきた伝統儀礼と、近年定着したクリエイティブな記念アクティビティを整理して理解することが近道です。
古くから日本全国で行われてきた伝統行事の代表格が一升餅(いっしょうもち)です。約1.8kg(一升)の餅を「一生食べ物に困らないように」「一生健康でありますように」との願いを込めて子どもに背負わせます。近年では背負いやすいリュックと小分け包装された餅や、日持ちのする「一升米」「一升パン」を選ぶ家庭が主流となっています。これとセットで行われるのが選び取りカードです。赤ちゃんの前に筆(文筆家・学者)、そろばんや電卓(商人・計算が得意)、お金(富裕)、ハサミ(手先が器用・美容師)などのアイテムやイラストカードを並べ、最初に手に取ったもので将来の才能や職業を占う微笑ましいイベントです。
一方、欧米カルチャーの流入やSNS文化の成熟に伴い、定番化した現代的なお祝いも多彩です。赤ちゃんが手づかみで自由にケーキを崩しながら食べるスマッシュケーキは、無邪気な表情が写真に美しく残ると大人気です。また、子どもの成長記録を残す手形足形アートに加え、キャンバスに絵の具を乗せてジッパー付き保存袋に入れ、赤ちゃんが袋の上から叩いたり踏んだりして抽象画を完成させるファーストアートが2026年最新お祝いトレンドの筆頭として定着しています。