ドライブシャフトの異音を放置する危険と2026年最新の修理費用

ドライブシャフトの異音を放置する危険と2026年最新の修理費用

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交差点を曲がる際やUターン時にハンドルを切るとカタカタ音が発生する場合、その原因の9割以上は等速ジョイント(CVジョイント)内部の損傷にあります。ドライブシャフトは、エンジンとトランスミッションから生み出された回転トルクをタイヤへ直接伝える極めて重要な回転軸です。操舵によってタイヤの向きが左右に変わり、サスペンションの伸縮で上下に動く状況下でも、常に滑らかに回転動力を伝達し続ける役割を担っています。

この滑らかな動力伝達を可能にしているのが、シャフト両端に組み込まれたCVジョイントです。ジョイント内部には精密に焼き入れされた複数のスチールボールとベアリングレースが収められており、特殊な極圧グリスによって強固に潤滑されています。しかし、保護カバーであるゴム製のドライブシャフトブーツ破れが発生すると、内部から等速ジョイントグリス漏れが急速に進行。遠心力でグリスが周囲へ飛び散ると同時に、外部から雨水、砂利、泥などの異物が内部に侵入します。

油分を失った金属同士が激しい摩擦を起こし、砂粒が研磨剤のようにベアリング表面を削り取ることで、深刻なCVジョイント摩耗と金属剥離(ピッチング)が発生します。ステアリングを深く切り込んだ際、角度のついたベアリング溝をボールが乗り越えるたびに発生する打音こそが、あの「カタカタ」「カリカリ」という異音の正体です。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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