中村公園は季節ごとに異なる表情を見せ、年間を通じて多くの人で賑わいます。特に春の風物詩となっているのが「桜まつり」です。園内にあるひょうたん池の周囲を約100本のソメイヨシノが彩り、池の水面に映る桜のトンネルは絶好の撮影スポットとなります。例年の見頃は3月下旬から4月上旬で、満開の時期にはライトアップされた夜桜を楽しむ花見客で賑わいます。
そして初夏、毎年5月中旬に開催される最大の祭典が「太閤まつり」です。秀吉の遺徳を偲ぶこの例大祭では、太閤出陣行列や神輿の巡行が行われ、参道一帯には数百軒に及ぶ屋台・露店がずらりと立ち並びます。名古屋市内でも指折りの屋台規模を誇り、地元住民はもちろん観光客の熱気で街全体が包まれます。
また、公園の北側に隣接する名古屋競輪場では、レース開催日以外にも地域還元イベントやファミリー向けフェスティバルが定期的に開催されており、歴史散策と合わせた複合的なカルチャースポットとして定着しています。