開業から半世紀以上が経過した東名高速は、いまや全線にわたる大規模なリニューアル工事の真っ只中にある。橋梁の補修や床版の取替え、トンネルの補強工事など、安全を維持するためのインフラ整備は避けて通れない。しかし、これに伴う車線規制がドライバーに与える負荷は甚大だ。
昼夜を問わず行われる車線規制は、交通容量を極端に低下させる。普段ならスムーズに流れる区間であっても、工事区間の手前でボトルネックが発生し、長時間の通過待ちを余儀なくされる。インフラの命を守るための必死の作業が、皮肉にも日々の交通を麻痺させる大きな要因となっているのだ。