四つ編みの汎用性はヘアスタイルだけに留まりません。素材の特性を把握することで、本格的なクラフトアイテムを自作できます。
1. パラコード(アウトドアギア・ストラップ)
パラコードを用いた編み込みでは、断面が真円になる「丸四つ編み」が絶大な強度を発揮します。編み終わりはナイロンの熱可塑性を利用し、ライターの火で末端を数秒炙って溶かし、金具の根元に圧着(焼き止め)することで、解けのリスクをゼロに抑えられます。
2. 刺繍糸・レース糸(ミサンガ)
平編みを採用することで、幅広でグラフィカルな模様を表現できます。糸が細く絡まりやすいため、編み始めをクリップボードやマスキングテープで机に強固に固定し、常に4本の糸が独立して視界に入る作業環境を整えることが成功への近道です。
3. 革紐(レザークラフト・ウォレットロープ)
本革の丸四つ編みでは、革紐の「床面(裏側のザラつき)」と「銀面(ツヤのある表側)」の向きを常に揃える配慮が求められます。編み上がった後に木製のヘラや手の中でコロコロと転がして圧力をかける(ローリング加工)ことで、内部の隙間が均一に潰れ、既製品と見紛う滑らかな一本のロープへと昇華します。