黒崎祇園山笠は、毎年7月第3または第4金曜日から翌週月曜日までの4日間にわたって繰り広げられます。2026年の本番スケジュールは7月24日(金)から7月27日(月)の4日間で開催が予定されています(※神事・運行の進行により詳細時間は前後する場合があります)。初日の前夜祭に相当する山笠運行から、最終日の解散式(フィナーレ)に至るまで、街全体が山笠一色に染まります。
主要な舞台となるのは、JR黒崎駅の南側にまっすぐ延びる八幡西区黒崎駅前「ふれあい通り」です。普段は路線バスや一般車が行き交う片側2車線のメインストリートが、夕方以降は歩行者天国へと姿を変え、巨大なスタジアムのような熱気に包まれます。初日の夕刻に全山笠が集結する「前夜祭・競演会」、そして中日の日曜夜に開催される「解散式」では、ふれあい通りの直線路に各町の山笠が整列し、地響きのような歓声が響き渡ります。
運行ルートはふれあい通りだけにとどまりません。歴史ある旧長崎街道の宿場町の名残を留める黒崎商店街のアーケード街や、山笠の起源となった岡田神社、熊手神社、春日神社の宮入り・奉納運行など、時間帯や日程によって運行ルートは複雑に変化します。黒崎祇園山笠振興会および八幡西警察署が発表する運行計画書によると、連日夕方から夜間にかけて大規模な車両通行止めが敷かれるため、事前の動線把握が欠かせません。