Q1:鏑矢と蟇目(ひきめ)矢は何が違うのですか?
A1:最大の違いは「金属の鏃(やじり)が付いているかどうか」です。鏑矢は木製の鏑の先に鉄の鏃が付いており合戦の合図や武士の儀礼で使われました。一方、蟇目矢は鏃がなく、丸く大きな木製鏑のみで構成されており、人を傷つけず音で邪気だけを祓う神事専用の矢です。
Q2:現代でも本物の鏑矢を購入することはできますか?
A2:弓具専門店や伝統工芸を扱う工房で、観賞用・神事用・古武道用として製作・販売されています。桐や朴の木から手作業で削り出された本格的な鏑矢は工芸品としての価値も高く、1本あたり数万円から十数万円程度で取引されています。
Q3:なぜ野菜のカブ(蕪)の形をしているのですか?
A3:内部を空洞にして歌口(穴)を開け、空気抵抗によって効率よく音を共鳴させるために、前方が丸く後方がすぼまった流線型の形状が最適だったためです。その外見がカブに酷似していたことから「鏑(かぶら)」と呼ばれるようになりました。