現在、市場には宅配専用の「Yakult 1000」と、スーパーやコンビニ向けに展開されている「Y1000」が並列して流通している。容量と菌数において、前者は100mlに1,000億個、後者は110mlに1,100億個とわずかなスペック差が存在するが、1mlあたりの菌密度(10億個/ml)は完全に同一だ。
ここで陥りがちな落とし穴が「たまに手に入った時だけ飲む」という不定期な摂取法だ。生きた乳酸菌は腸内に住み着き続けるわけではなく、数日から1週間程度で便とともに体外へと排出されていく。Y1000を店頭で見かけた時にだけ買い求めるような散発的な飲み方では、腸内環境を根本から塗り替えることは難しい。どちらの製品を選ぶかよりも、毎日1本を途切れさせずに飲み続ける環境をいかに構築できるかが勝敗を分ける。