多くのしゃっくりは数分から数時間で自然に治まるが、医学的には「48時間」が重大な境界線となる。48時間を超えて続くものは「持続性吃逆」、1か月以上に及ぶものは「難治性吃逆」に分類され、背後に重篤な基礎疾患が潜んでいる可能性を疑わなければならない。
日本医師会や厚生労働省の啓発資料でも指摘されている通り、長期化するしゃっくりは胃食道逆流症(GERD)や食道がん、あるいは脳梗塞や中枢神経系の異常を知らせるサインであるケースがある。発作に加えて胸焼け、嚥下障害、激しい頭痛、手足のしびれを伴う場合は、自己判断を直ちにやめ、消化器内科や耳鼻咽喉科、神経内科を受診すべきだ。