投資した額は優に2000万円を超える。目、鼻、口元、フェイスライン。彼女が手を加えていないパーツを探すほうが難しい。特に初期の目元切開や鼻尖形成から始まり、年代を追うごとにその施術内容はより構造的で大がかりなものへとシフトしていった。
彼女は決して隠さない。むしろどのクリニックで誰に執刀してもらい、何本のボトックスを打ち、どのようなプロテーゼを挿入したのかを赤裸々に開示する。美容整形という行為が抱えがちだった「後ろめたさ」を、ありしゃんは豪快な笑い声とともに吹き飛ばした。施術ごとのコストを明かす彼女の語り口は、流行のファッションアイテムをレビューする感覚と地続きであり、その透明性こそが熱狂的な支持を呼び込んでいる。