ネット上のレビューやSNSの投稿には、「アリスガーデンは単なる若者のたまり場」という誤った先入観が散見されます。しかし、実際の新天地公園イベントの開催実績を見ると、この場所が広島の地域文化と経済を循環させるプラットフォームとして機能していることがわかります。
週末には、地元アイドルやインディーズアーティストの野外ライブ、フードフェス、フリーマーケット、さらには地元大学の学園祭サテライト会場など、多種多様な催しが開催されています。円形すり鉢状の階段構造が自然な観覧スタンドとなり、プロ・アマ問わず表現者にとっての貴重な登竜門です。
また、公園の南側に位置するお好み村は、観光客専用の施設と思われがちですが、地元住民が長年通い詰める名店が今も軒を連ねています。各店舗の店主が鉄板越しに客と会話を交わす昭和レトロなコミュニケーション空間は、デジタル化が進む現代において貴重な体験価値を提供しています。