猛暑でも汗ジミ知らず!プロが暴く目立たないTシャツ選びの全真相

猛暑でも汗ジミ知らず!プロが暴く目立たないTシャツ選びの全真相

猛暑でも汗ジミ知らず!プロが暴く目立たないTシャツ選びの全真相にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

夏の定番でありながら、最も汗ジミが目立ちやすいカラーの筆頭が「杢(もく)グレー」だ。スタイリングしやすく上品な印象を与える万能カラーでありながら、水分を含んだ瞬間に色が何トーンも暗く沈み込み、遠目からでもはっきりと濡れ具合が分かってしまう。この現象の背景には、光の反射率と繊維構造の密接な関係がある。

乾いた状態のコットン生地は、不規則に入り組んだ繊維が光を乱反射することで明るい色合いに見えている。ところが、ここに水分が入り込むと繊維の隙間が水で埋まり、光の乱反射が失われて光が生地の奥へと透過する。その結果、反射光が激減して人間の目には「濃く暗いシミ」として知覚される。グレーはこの明度差が極めて出やすい色彩設計になっているのだ。白なら透け感、黒や濃紺なら塩分浮きが課題になるなど、色ごとの特性を理解しないまま選ぶと痛い目を見ることになる。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。