がん闘病を公表している高須にとって、死は常に隣り合わせの現実だ。しかし、そこに悲壮感はない。西原もまた、前夫との別れや厳しい人生の波瀾をくぐり抜けてきた経験から、死に対して非常に開かれた視点を持つ。
法的な「夫と妻」という関係を選択しなかった二人だが、お互いの最期をどう看取るかについての覚悟は固い。財産分与や家柄といった世俗的な価値観を削ぎ落とした後に残ったのは、「最期まで楽しく面白く生き抜く」という純粋な誓いだ。これこそが、彼らがたどり着いた令和・2026年における新しい家族のカタチと言える。