南無阿弥陀仏のお経全文と現代語訳|正信偈と阿弥陀経の違い・功徳

南無阿弥陀仏のお経全文と現代語訳|正信偈と阿弥陀経の違い・功徳

南無阿弥陀仏のお経全文と現代語訳|正信偈と阿弥陀経の違い・功徳に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

同じ「南無阿弥陀仏」を本尊・中心教義に据えながらも、法然を開祖とする浄土宗と、その弟子である親鸞が開いた浄土真宗では、読経や念仏の位置づけが大きく異なります。

比較項目浄土宗(開祖:法然)浄土真宗(開祖:親鸞)宗教学的背景・解釈念仏の読み方なむあみだぶつなもあみだぶつ / なんまんだぶサンスクリット語「Namas」の音写の違い念仏を唱える目的極楽浄土へ往生するための「行(修行・手段)」すでに救われていることへの「報恩感謝(お礼)」自力による救済か、絶対他力による救済かの違い唱える回数の考え方「多念(回数を多く唱えること)」を推奨(十念など)回数は問わない(信じる一念で救いが定まる)法然は念仏の実践を重視、親鸞は信仰心を重視日常で読む主な経典『仏説阿弥陀経』『一枚起請文』など『正信念仏偈(正信偈)』『讃仏偈』『重誓偈』浄土三部経を根底としつつ勤行の様式が分化

浄土宗では「十念(じゅうねん)」と呼ばれる作法があり、「南無阿弥陀仏」を息に合わせて十回唱えることが基本とされます。これに対し、浄土真宗では「念仏を何万回唱えたから極楽に行ける」という考え方を否定し、阿弥陀如来の慈悲に気づかされた喜びから自然と口をついて出るものと捉えます。

小林 直樹
著者

小林 直樹

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