「雅子さまの語学力はどれほどのレベルなのか」という点は、即位後も国内外のメディアで繰り返し注目されています。アメリカとイギリス双方の高等教育機関で学位論文を執筆された実績からも明らかなように、その英語力は日常会話にとどまらず、高度な外交交渉・多国間会談を同時通訳なしで遂行できる水準です。
1993年の先進国首脳会議(東京サミット)の宮中晩餐会において、ロシアのエリツィン大統領、アメリカのクリントン大統領の間に座り、ロシア語と英語を流暢に使い分けて通訳を介さず直接対談された逸話は有名です。さらに、フランス語やドイツ語にも明るく、欧州各国の王室要人との歓談でも母国語や英語で柔軟に意思疎通を図られています。
SNSやネット掲示板などでは時に「英語の発音に訛りがあるのではないか」「ペラペラではない」といった短絡的な書き込みも見られますが、多国間外交において重要視されるのは流暢さ(流れるようなスピード)ではなく、論理的厳密性と文化的多様性への配慮です。歴代駐日大使や海外メディアの記者らは一様に、雅子さまの選ばれる言葉の的確さと知的なユーモアを賞賛しており、国際水準のコミュニケーション能力に対する評価は揺るぎないものとなっています。