きらびやかな音楽一家の系譜を持つ森山良子ですが、その私生活は決して平坦な道ばかりではありませんでした。過去に2度の結婚と離婚を経験しています。
最初の結婚は1971年、相手は上智大学出身の一般男性でした。同年に長女の森山奈歩を出産しますが、生活スタイルの違いや多忙によるすれ違いから、わずか数年で結婚生活にピリオドを打ちます。
その後、1975年に元歌手で実業家として活動していたジェームス滝(本名・滝良二)と再婚。翌1976年に誕生したのが、後にシンガーソングライターとして大成する森山直太朗です。しかし、この再婚生活も長くは続かず、良子が直太朗を連れて離婚することとなりました。
離婚理由について当時の一部報道では様々な憶測が飛び交いましたが、森山良子自身は後年のドキュメンタリー番組において、「音楽への情熱と子育ての両立、そして互いの生き方を追求した結果としての前向きな選択だった」と語っています。シングルマザーとして2人の子どもを育て上げながら音楽活動のペースを落とさなかった彼女のバイタリティは、子どもたちにとっても大きな道標となりました。