SNSやコミュニティサイト上で交わされるムカデ被害者の体験談を精査すると、誤った処置による苦痛の長期化が浮き彫りになります。
「真夜中に足の指を噛まれ、慌てて保冷剤で一晩中冷やしたが、朝になっても激痛で足を床につけず病院へ駆け込んだ」(40代男性・戸建て在住)という声や、「噛まれた直後は小さな赤い点だけだったのに、3日目の朝に足首がグローブのように腫れ上がって靴が入らなくなった」(30代女性)という証言が極めて典型的です。初期対応で冷やしてしまった人の多くが、24時間以上激痛に苦しんだ実態を吐露しています。
一方で、熱変性のプロトコルを即座に実践した被災者からは、「43度のお湯で15分間流し続けたら、30分後には痛みが嘘のように和らぎ、翌日も軽い赤みだけで済んだ」という対照的な報告が多数寄せられています。受傷から温水処置までのタイムラグが、その後のQOL(生活の質)を決定づけると言っても過言ではありません。