「朝の通勤ストレスが嘘のように消えた」。別府駅近くの新築マンションに暮らす30代のIT企業社員はそう語る。かつて天神南止まりだった七隈線が博多駅まで直結したインパクトは、時間の経過とともに一層鮮明になりつつある。
乗換のタイムロス解消だけではない。新幹線へのアクセスがダイレクトになったことで、出張の多いビジネスパーソンやリモートワーカーにとって、このエリアはもはや「郊外」ではなく「都心の機能的拡張領域」として再定義された。沿線各駅の周辺では朝夕の人の流動性が劇的に変化し、従来の通勤・通学パターンを根本から塗り替えている。