二人の出会いは、スポーツ報道の現場だった。当時、人気情報番組『Going! Sports&News』でお天気キャスターや取材リポーターを務めていた佐藤ありさと、すでにドイツで確固たる地位を築きつつあった日本代表の主力ボランチ。スタジアムのミックスゾーンや特別インタビューという、真剣勝負の熱気が漂う場所で言葉を交わしたことがすべての始まりだった。
当時、ファッション誌『MORE』の専属モデルとして同世代の女性から圧倒的な支持を集めていた彼女は、スポーツジャーナリズムの現場でも飾らない誠実な姿勢で選手たちに向き合っていた。決して踏み込みすぎず、しかし相手への敬意を忘れないインタビュー。その真っ直ぐな眼差しが、百戦錬磨のフットボーラーの心を捉えたのは想像に難くない。数年の交際期間中、二人は決して軽率にプライベートを明かすことなく、静かに信頼関係を深めていった。