地球規模に視野を広げると、さらなる巨獣が君臨している。アラスカの島嶼部に孤立して進化したコディアックヒグマと、氷上の絶対王者であるホッキョクグマだ。
成熟したオスのホッキョクグマは体長2.5〜3メートル、体重は実に600〜800kgに達する。ディスカバリーチャンネルなどの映像でも確認できるように、氷海の過酷な環境に適応した彼らは、頭部から足先まで高密度の脂肪と筋肉で覆い尽くされている。直立すれば3メートルを優に超え、一般的な住宅の1階天井を突き破るサイズ感だ。地球上で最も強大な陸上肉食獣の威容は、まさに自然界の極致と言える。