「パーマのセットがうまくいかない」と悩む人の9割は、実はワックスのつけ方ではなく「乾かし方」でつまずいている。パーマ特有のカールは水分を含んだときに最も強く現れ、完全に乾ききると伸びてしまうという物理的な特性を持つ。この原理さえ理解すれば、朝のセットは劇的に短縮できる。
ステップは極めてシンプルだ。まず、朝起きたら髪の根元から全体をしっかり濡らし、寝癖と余分な皮脂をリセットする。次にタオルで水気が垂れない程度までしっかりと拭き取る。この「水分を2割ほど残した状態」が勝負の分かれ目だ。ドライヤーの風を当てる際は、弱風で根元だけを浮かすように乾かし、毛先のカール部分は手の中で包み込むようにして風を逃す。これだけで、美容室で仕上げてもらったような弾力のあるウェーブが瞬時に蘇る。