加熱も完璧で鮮度にも問題がない場合でも、「ホンビノス貝を食べたらお腹を下した」というケースが散見されます。その主因は「食べ過ぎによる消化不良」と「豊富なミネラル・塩分」です。
ホンビノス貝の身は非常に肉厚で弾力があり、加熱すると筋肉繊維がギュッと引き締まります。よく噛まずに大量に摂取すると、胃腸に大きな負担がかかり、翌日の胃もたれや水様便を招きます。また、貝類に多く含まれるマグネシウムやタウリンなどの成分は、一度に過剰摂取すると緩下作用(便を緩くする働き)をもたらします。
大人の1食あたりの適量は大サイズ(100g以上)であれば2〜3個、中サイズでも4〜5個程度が目安です。特に子どもや高齢者、胃腸が弱っているタイミングでは、身を細かく刻んでスープやパスタに和えるなど、消化を助ける工夫を取り入れましょう。