東京都高野連から正式発表された高校野球西東京大会の組み合わせを見ると、各シード校の配置とともに、初戦から緊迫感に満ちた対戦カードが随所に組まれています。春の頂点を争った春季東京都高校野球大会トーナメント表の勝ち上がり実績に基づき、第1シードから第4シードが4つのヤマの頂点に座りましたが、西東京の過酷さはシード校だけで語ることはできません。
特に注目を集めているのが、日大三が配置されたブロックと、早稲田実業が入ったブロックの行方です。報道陣の取材に対し、ある古豪の指揮官は「春のシード順はあてにならない。西東京は1回戦から140キロ中盤を投げる投手がいる公立校や、打撃自慢の伏兵が潜んでいる」と警戒感を露わにしました。試合消化が進むにつれ、西東京の高校野球速報結果には序盤からシード校が冷や汗を流す展開が刻まれています。
過密日程となる高校野球西東京の日程と球場の配分にも目を配る必要があります。明治神宮野球場をはじめ、ダイワハウススタジアム八王子、スリーボンドベースボールパーク上柚木、府中市民球場など、多摩地区から都心へと会場を移しながら戦うため、移動による疲労管理と真夏の人工芝対策が勝敗を大きく左右します。