三六棒は、正しく向き合えば日本武道の合理性を凝縮した素晴らしい修練具です。購入や導入を検討する際は、自己の利用目的が以下のどちらに当てはまるかを厳格に自問自答する必要があります。
三六棒の導入に向いている人
- 武道・古武道の技法を体系的に学びたい人:道場や自宅敷地内で、杖術や棒術の基本動作・体の使い方をじっくり反復練習したい稽古者。
- 法令を遵守した自宅内防犯の補助手段と割り切れる人:外出先への持ち出しを完全に排除し、自宅への不法侵入者に対する最終防衛ラインとして、間合いの確保を目的に保管できる人。
- 天然木の手入れや鑑賞を楽しめる愛好家:白樫や銘木の質感、オイルフィニッシュによるメンテナンスを楽しめる人。
三六棒をおすすめできない人
- 「外出時の安心感」を求めて持ち歩こうとしている人:公共の場への携行は軽犯罪法違反のリスクが高すぎます。防犯ブザーや催涙スプレー(※こちらも所持状況により法規制対象)、防犯アプリなど合法的な手段を優先すべきです。
- 握るだけで暴漢を撃退できると過信している未経験者:訓練を受けていない人間の棒打撃は制圧力が低く、凶器を奪われて自身の首を絞める結果になりかねません。
- 短気でカッとなりやすい人:感情の高ぶりに任せて硬質樫棒を使用した場合、相手に回復不能な重傷を負わせ、人生を大きく破綻させる結果を招きます。