視聴者の間でたびたび話題にのぼるのが、キャスター交代の背景です。生放送の情報番組である性質上、宮根誠司キャスターとの関係性や局内の思惑など、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交いました。しかし、一次情報や公式発表を精査すると、そこには明確で客観的な理由が存在します。
初代・滝川クリステルの卒業:3年の契約満了と新たな挑戦
番組スタート時、関西発のスター司会者であった宮根誠司とタッグを組んだ滝川クリステルの起用は、フジテレビにとって最大の勝負手でした。『ニュースJAPAN』で培った洗練されたキャスター像が、宮根の関西弁トークと見事な化学反応を起こし、番組の認知度を一気に引き上げました。
2013年3月の卒業に際しては、当初から定められていた3年間の契約満了が直接的な理由です。当時、東京五輪招致アンバサダーとしての活動準備や国際的な環境保護活動へのシフトを見据えており、円満なバトンタッチが行われました。
2代目・椿原慶子から3代目・三田友梨佳へ:局内報道エースの継承
歴代最長となる6年間にわたりスタジオを支えた椿原慶子アナウンサーは、まさに『Mr.サンデー』の屋台骨でした。彼女の卒業理由は、平日夜のニュース枠『THE NEWSα』『FNNプライムニュース α』メインキャスターへの就任と、自身の結婚・出産に伴うライフステージの変化です。
その後を引き継いだのが三田友梨佳アナウンサーでした。『直撃LIVE グッディ!』で培った情熱的で丁寧なコメント力が高く評価され、平日深夜の『FNN Live News α』と日曜夜の『Mr.サンデー』を兼任する「フジテレビ報道の絶対的エース」として君臨しました。
3代目・三田友梨佳の降板理由:出産準備とフジテレビ退社の決断
三田アナの降板については、2023年1月末の生放送をもって第1子妊娠に伴う産休入りが正式に発表されました。宮根キャスターも番組内で温かいエールを送り、視聴者からも惜しまれつつの卒業となりました。
その後、2023年3月末をもってフジテレビを退社しフリーアナウンサーへと転身したため、結果的に『Mr.サンデー』がフジテレビ局アナとしての最後の大型レギュラー番組となりました。一部で囁かれたような「番組サイドとの衝突」などはなく、母親としての新たなスタートとキャリアの再構築を見据えた前向きな卒業であったことが分かります。