結論から明確に申し上げますと、ラウンドワン池袋店は2026年現在も通常通り営業しています。それにもかかわらず、なぜ「閉店」という決定的な噂がウェブやSNS上で根強く囁かれ続けているのでしょうか。その背景には、かつて池袋東口エリアを揺るがした大規模な店舗移転劇が存在します。
取材記録および当時の運営会社発表資料を振り返ると、かつてサンシャイン通り至近(豊島区東池袋1丁目14番地)で長年親しまれていた「旧・ラウンドワン池袋店」は、入居ビルの定期建物賃貸借契約満了に伴い、2021年1月31日をもって一度完全に営業を終了しました。当時、同エリアでは老舗ゲームセンターや映画館の閉館が相次いでいた時期でもあり、多くの利用客が「池袋からラウンドワンが消滅した」と受け止め、惜しむ声がSNS上を席巻しました。
しかし、運営母体である株式会社ラウンドワンは池袋市場を手放したわけではありませんでした。同年後半、かつてサントロペ池袋ビル(旧セガ池袋GIGO跡地の近隣エリア)として親しまれた大型商業施設へ拠点を移し、最新鋭の設備を備えて2021年12月に移転リニューアルオープンを果たしたのです。過去の閉店報道や個人のSNS投稿の記録が検索エンジン上に残留した結果、現在の状況を確認しようとするユーザーの間で「閉店したのではないか」という誤認が再生産され続けているのが真相です。