梅宮アンナ氏の恋愛史を語るうえで避けて通れないのが、1990年代後半に社会現象となったタレント・梅宮アンナ 羽賀研二氏との大騒動です。当時、二人の交際に対して父・梅宮辰夫さんは公然と怒りを表明し、「あんな奴は稀代のプレイボーイだ」「絶対に認めない」とワイドショーで連日吠え続けました。ペアヌード写真集の出版や多額の借金保証人問題など、ワイドショーを巻き込んだ騒乱劇は、人々の記憶に「梅宮アンナ=スキャンダラスな恋愛劇の主人公」という強固なパブリックイメージを植え付けました。
ここで重要な盲点となるのが、「梅宮辰夫 立浪和義」という検索ワードの存在です。一部のネットユーザーは「立浪氏との交際にも梅宮辰夫さんが激怒したのではないか」というストーリーを無意識に組み立てていますが、これは完全な事実誤認です。梅宮辰夫さんが激怒し、ワイドショーのカメラの前で涙を浮かべながら反対したのは羽賀研二氏との交際劇であり、立浪氏に対して辰夫さんがコメントを発した記録は存在しません。
辰夫さんは大の野球好きであり、多くの球界関係者と親交を持っていた豪快な人物でした。仮に立浪氏との間に何らかのトラブルがあれば、生前の辰夫さんの性格からしてメディアの前で何らかの言及を残していたはずです。辰夫さんの沈黙こそが、二人の間に何の関係もなかったことを物語る最大の傍証と言えます。