2026年現在のSNSや動画プラットフォーム、演劇コミュニティを検証すると、三木のり平に対する再評価の波が若い世代にも広がっていることが確認できます。昭和の『社長シリーズ』や舞台のアーカイブ映像に触れたZ世代のユーザーからは、「CGやテンポの早い編集に頼らない身体表現のキレが凄すぎる」「志村けんのコントの元ネタを見て鳥肌が立った」といった驚嘆の声が多数寄せられています。
現代のお笑いはテンポの速い言葉の応酬(漫才やトーク)が主流ですが、のり平が体現したのは「空間と身体を使ったシチュエーションの可笑しみ」でした。言葉が通じない海外の映画祭などでも高い評価を受けるその普遍性は、視覚的・空間的な笑いの原点として今なお輝きを失っていません。