拝殿の外から賽銭箱越しに拝む一般参拝とは異なり、社殿に上がって神職によるお祓いを受け、玉串を捧げて本殿に向き合う儀礼を昇殿参拝(正式参拝)と呼びます。2026年現在も、公式の参拝規定に基づいて厳格に執り行われています。
昇殿参拝に際して最も注意すべき点は服装(ドレスコード)です。神前に直接進み出る神事であるため、服装に対する審査は非常に厳格です。
男性の場合、黒・濃紺・グレーのスーツにネクタイ着用が原則です。ノーネクタイや開襟シャツ、ポロシャツ、ジーンズ、スニーカー、サンダル履きは受付の段階で昇殿を断られます。女性の場合も、スーツ、落ち着いた色合いのワンピース、アンサンブルなどのフォーマルウェアが求められます。素足での昇殿は固く禁じられているため、必ずストッキングや靴下を着用しなければなりません。
初穂料を納める際は、現金をそのまま手渡すのではなく、紅白の蝶結び(または白無地)ののし袋に包み、表書き上段に「御初穂料」または「玉串料」、下段に氏名を墨書きして参集殿の受付に提出するのが正式なマナーです。