そもそも、人件費やガソリン代をかけてまで、なぜ見知らぬ家庭の不用品を回収して利益が出るのでしょうか。その収益構造は、主に3つのルートで成り立っています。
1つ目は、回収した品物から有価物を取り出し、転売・資源売却するルートです。銅やアルミなどの非鉄金属、まだ動くリユース家電は海外輸出やリサイクル市場で換金されます。しかし、売れない粗大ごみや壊れた木製家具は業者にとってもただの「ゴミ」であり、適正処分には費用がかかります。
そこで生じるのが、不法投棄や二次被害です。業者にとって利益にならない不用品は山林や空き地に不法投棄されるリスクがあり、依頼主が不法投棄の共犯として疑われる事態すら起きています。特にパソコンやスマートフォンの無料回収では、内部ストレージのデータ消去が行われずに個人情報が流出・悪用される危険性が高いため、出所の怪しい業者への引き渡しは絶対に避けなければなりません。