ジョイボーイの正体は?ルフィやニカとの衝撃の共通点と空白の100年の真相

ジョイボーイの正体は?ルフィやニカとの衝撃の共通点と空白の100年の真相

ジョイボーイの正体は?ルフィやニカとの衝撃の共通点と空白の100年の真相について押さえておきたい 事実を厳選して解説いたします。

世界政府がなぜこれほどまでに徹底してポーネグリフの解読を重罪とし、オハラを地図から消し去るほどの狂気を見せたのか。その動機は空白の100年の真相と、頂点に君臨するイム様とジョイボーイの因縁に直結しています。

聖地マリージョアのパンゲア城深層、「花の間」と呼ばれる冷気の立ち込める霊廟に、巨大な麦わら帽子が厳重に保管されています。イム様がその麦わら帽子を見つめる演出は、かつて自身が率いた、あるいは加担した20の連合軍を最も苦しめた好敵手ジョイボーイへの恐怖と怨嗟を無言のうちに物語っています。イム様にとってジョイボーイは、800年前に葬り去ったはずの、自らの支配体制を根本から瓦解させかねない「最大の悪夢」そのものです。

さらに物語論として特筆すべきは、空白の100年における戦争が単純な「善と悪の戦い」ではなかったというベガパンクの指摘です。驚異的なエネルギー技術と古代兵器を保有していた巨大な王国(ジョイボーイ側)と、それに対抗した20の王国。勝者となった連合軍は、古代兵器プルトンやウラヌスを行使した結果、世界中の海面を200メートルも上昇させました。現存する島々は、水没を免れたかつての大陸の山頂に過ぎません。世界政府が隠蔽したかったのは、体制の正当性を揺るがす自らの虐殺の歴史と、海に沈んだ世界の真実だったのです。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。