「軽ワゴンはリセールバリューが高いから、どれを買っても下取りで損をしない」という説が広く流布していますが、これは大きな誤解を含んでいます。
軽ワゴンリセールバリュー真相を中古車流通オークションの取引データから検証すると、グレードや装備の選び方によって3年後の残価率に15〜20%もの開きが生じていることが確認できます。高残価を維持しているのは、各メーカーの「カスタム系」「ターボモデル」「両側パワースライドドア搭載車」に集中しています。逆に、エントリーグレードのNA(自然吸気)モデルや片側手動スライドドア車は、中古車市場での需要が一段落ち、買取査定で大きく減額される傾向にあります。
また、軽ハイトワゴンネットの反応をSNSや掲示板でリサーチすると、購入後に直面する「リアルな落とし穴」についての投稿が後を絶ちません。
「高速道路でトラックに横を通過された瞬間、車体が大きく揺れてステアリングを取られそうになった」「NAモデルで大人4人乗車+エアコン全開にすると、坂道でアクセルを床まで踏んでも加速しない」といった走行性能に関する不満は典型例です。スーパーハイトワゴンは車両重量が1,000kg前後に達するため、排気量660ccの自主規制枠の中ではNAエンジンのトルク不足が顕著に出ます。日常的に高速道路を使う人や山坂道を通る人が価格の安さだけでNAモデルを選ぶと、後悔に直結するリスクがあるのです。