イベント遠征客にとって、新横浜駅周辺での食事は時に過酷なミッションへと変貌します。SNSやネットコミュニティでは、ライブ当日に「食事ができる場所がどこにも見当たらない」「コンビニのおにぎりすら棚が空っぽ」という悲鳴が定期的に投稿されています。
特に注意を要するのが日産スタジアムのライブ前ご飯や横浜アリーナ周辺のご飯事情です。開演の2〜3時間前になると、駅ビル内のカフェはもちろん、ファストフードやファミリーレストランに至るまで遠征ファンで埋め尽くされます。同行者とのミーティングやグッズ整理を兼ねて長時間滞在する客が増えるため、席の回転率が著しく低下するのがその構造的要因です。
また、全国的な観光名所である新横浜ラーメン博物館の混雑状況も、イベントの有無に激しく左右されます。通常時の平日昼間であれば15〜20分程度の待ち時間で各名店のミニラーメンを巡礼できますが、スタジアムやアリーナで大型公演が重なる週末の15:00〜17:00には、入場自体に40分〜60分以上の入場規制列が発生するケースが確認されています。館内地下の昭和レトロな街並みは素晴らしい体験を提供してくれる反面、イベント前のタイトなスケジュールで突撃すると開演時刻に間に合わなくなる重大なリスクをはらんでいます。
現場を知り尽くした地元民や遠征上級者は、この混雑の波を予測し、スタジアム通りから少し外れた北新横浜方面へ1駅分散するか、あるいは新幹線改札内の待合スペースを見越した事前テイクアウトへ切り替えるなど、柔軟な回避策をとっています。