2017年12月に劇場公開された映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は、実力派キャスト陣の真に迫る演技によって大ヒットを記録しました。尚志さん役を演じた佐藤健さんは、静かな佇まいの中に揺るぎない覚悟と優しさを宿らせ、麻衣さん役の土屋太鳳さんは、特殊メイクを施して昏睡状態やリハビリ期の生々しい葛藤を体当たりで演じ切りました。
作品を彩る要素として欠かせないのが、人気バンドback numberが書き下ろした主題歌「瞬き」です。「幸せとは星が降る夜と眩しい朝が繰り返すようなものじゃない」という歌詞の一節は、日常の些細な瞬間こそが奇跡であるという本作のメッセージを見事に体現し、ロングヒットとなりました。
また、物語の舞台となった岡山県内のロケ地も大きな話題を集めました。2人が愛を誓った結婚式場「アモーレ&ルル」(現・THE STYLE)をはじめ、牛窓の美しい海辺や倉敷の街並みなど、瀬戸内の温かな光景が作品の情緒をより一層引き立てています。