音楽シーンを見渡すと、米津玄師が属する「1991年生まれ(平成3年組)」およびその前後の世代は、現在の日本のエンターテインメント業界を牽引する傑出した才能が集中しているプラチナ世代です。
同世代の代表格には、親交が深くコラボレーションも話題となった常田大希(King Gnu / 1992年生まれ)や、ヒップホップ界で圧倒的なスキルを誇るR-指定(Creepy Nuts / 1991年生まれ)、OKAMOTO'Sのハマ・オカモト(1991年生まれ)などが挙げられます。また、ボーカリストとして独自の存在感を放つAimer(1990年生まれ)や川谷絵音(1988年生まれ)らとも時代を共有してきました。
この世代に共通する特徴は、「デジタルネイティブ世代としてのネット活用」と「既存のJ-POP・ロック・ブラックミュージックを解体して再構築する柔軟さ」です。特に米津玄師は、その中心地でネット発信のインディペンデントな姿勢を貫きながら、マスメディアや映画業界を巻き込む巨大な求心力を発揮し続けています。