ケイカル板とは何か?石膏ボードとの違い・アスベスト見分け方を完全解説

ケイカル板とは何か?石膏ボードとの違い・アスベスト見分け方を完全解説

ケイカル板とは何か?石膏ボードとの違い・アスベスト見分け方を完全解説についての真相をご紹介します。

ケイカル板は吸水性が極めて高く、そのまま上塗り塗料を塗っても塗料の水分や油分が一気に吸い込まれ、色ムラや塗膜剥がれ(密着不良)を起こします。美しい美観と長期耐久性を維持するためには、手順を踏んだケイカル板塗装方法の遵守が不可欠です。

ステップ1:下地調整とパテ処理
ビス頭のザグリ部分や板同士のジョイント(目地)に、耐水性のある外部用・水回り用パテを充填します。寒冷紗(ガラス繊維メッシュテープ)を目地に伏せ込むことで、将来的な目地割れを劇的に低減できます。

ステップ2:高含浸型シーラーによる下塗り(最重要)
ケイカル板の多孔質な表面を固め、吸い込みを均一に止めるためにカチオン系アクリルエマルションシーラーやエポキシ系浸透シーラーをたっぷりと塗布します。吸い込みが激しい場合は下塗りを2回行い、濡れ色になって表面が濡れ肌を形成するまで確実に浸透させます。

ステップ3:用途に応じた上塗り塗料の選定
・軒天塗装の場合:湿気を外へ逃がす透湿性と防カビ性に優れた「水性反応硬化型アクリルエマルション塗料(アクリル樹脂EP)」や「NAD(アクリル非水分散型塗料)」が標準です。
・厨房・浴室周辺の場合:水滴の付着や水拭き清掃に耐えうる「2液型水性ウレタン塗料」や「防カビ配合シリコン塗料」を選定し、2回塗りで緻密な塗膜を形成させます。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。