体制変更を経て、2人体制のKing & Princeは音楽的にどのような変貌を遂げたのでしょうか。現場のライブ取材やリリースされた楽曲群から、そのリアルな現在地が見えてきます。
新生キンプリの船出となったシングル「なにもの」は、肩の力を抜いた等身大の応援歌として大ヒットを記録しました。その後も、ジャージークラブ調のリズムを取り入れたクールなダンスチューン「moooove!!」や、大人の哀愁を歌い上げるバラード「halfmoon」など、キンプリの2人体制での楽曲は多彩なジャンルを開拓しています。2人という編成になったことで、ボーカルの掛け合いやユニゾンの美しさがより際立ち、それぞれの声の個性がダイレクトにリスナーの耳に届くようになりました。
さらに、King & Princeのライブ情報を追うと、演出面の進化が際立っています。アリーナツアーやドーム公演では、髙橋海人主導のハイレベルなダンスブレイクと、永瀬廉が主導する客席との親密なコミュニケーションが見事に融合。5人時代の大規模な華やかさを継承しつつ、2人だからこそ生み出せる「アットホームでありながら極めてハイレベルなステージ」を完成させています。SNS上のリアルタイムな感想でも、「2人だけとは思えない音圧と存在感」「寂しさを感じさせない圧巻のパフォーマンス」といった絶賛の声が支配的です。