知名度の急上昇に伴い、SNSやローカル掲示板では真偽不明の情報が独り歩きを始めました。熊本おやま噂の真相を検証すべく、熊本市の都市計画資料および開発許可関連の公的データを突き合わせると、実態とネットの言説には無視できない乖離が存在します。
一時期ネット上で拡散した「小山地区の農地に外資系大型ショッピングモールが誘致される」「超高層マンション群が建設される」といった噂は、事実無根の誇張であることが判明しています。小山地区の多くは市街化調整区域を含んでおり、無秩序な大規模商業開発が無条件に許可される構造にはありません。熊本市都市計画課のマスタープランにおいても、小山周辺は「産業・流通業務の拠点」および「既存集落と調和した低層住宅環境の保全」と位置づけられています。
では、なぜそうした噂が生まれたのか。背景には、熊本インターチェンジ周辺で進められた大規模ロジスティクスセンター(先進的物流施設)の建設や、熊本空港アクセス道路・中九州横断道路の関連事業に伴う用地買収の動きがあります。重機の出入りや広大な敷地の造成風景を目にした一部のネットユーザーが過剰な憶測を書き込み、それが熊本おやまネットの反応として増幅されたのが真相です。