ゼラニウムの育て方決定版!失敗する原因と年中咲かせるプロの裏ワザ

ゼラニウムの育て方決定版!失敗する原因と年中咲かせるプロの裏ワザ

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ゼラニウムの仲間には、定番のゾーナル系のほかにも魅力的な品種群が存在し、それぞれ微妙に異なる管理特性を持ちます。

つる性でハンギングバスケットや高い位置からの垂れ下がりに映えるアイビーゼラニウムの育て方では、通常のゼラニウム以上に高温多湿を嫌う点に留意が必要です。夏場の蒸れに弱いため、梅雨前に枝葉をすかして風通しを確保し、吊り鉢の用土が熱せられないよう遮光ネットなどを活用することが周年開花の鍵となります。

一方、葉に爽快な柑橘系やローズの香りを持ち、ハーブとしても愛好されるセンテッドゼラニウムの栽培方法は、非常に強健で生育スピードが速いのが特徴です。香りの主成分である精油を豊富に分泌させるため、日当たりを最優先にします。茂りすぎると内部が蒸れやすくなるため、定期的に収穫を兼ねて間引き剪定を行いましょう。

これらの品種を元気に咲かせ続けるためのゼラニウムの肥料の与え方は、春(4〜6月)と秋(9〜10月)の生育旺盛期に、リン酸分(P)が高めの緩効性化成肥料を規定量施します。さらに開花ラッシュ時には、2週間に1回程度のペースで規定倍率に薄めた液体肥料を追肥することで、驚くほど途切れなく花芽が上がり続けます。

健康な株を維持するゼラニウムの病気・害虫予防においては、ゼラニウム特有の香気成分により害虫は比較的つきにくいものの、春先のアブラムシや初秋のヨトウムシ、タバコガの幼虫(花蕾を食害)に注意が必要です。見つけ次第捕殺するか、浸透移行性のオルトラン粒剤を植え替え時に土に混ぜ込んでおくことで被害を未然に防ぐことができます。病気に関しては、花がら摘みを怠らないことが灰色かび病の最良の予防策です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。