ネット上のコミュニティや知恵袋、医療相談掲示板には、日常的にティッシュや自己流ケアを行って後悔したユーザーの生々しい体験談が蓄積されています。
都内のIT企業に勤務する30代男性のケースでは、「毎朝出社前にティッシュで舌を白くなくなるまで擦り取っていたところ、ある日から熱いスープや辛い食べ物が激痛で口にできなくなり、受診した歯科医院で『舌の表面が重度にびらん(ただれ)を起こしている』と診断された」と語られています。この男性は、粘膜が修復するまでの約3週間にわたり強い痛みに悩まされ、その間は口臭の数値も平常時の約2.5倍に跳ね上がっていたと報告されています。
また、現場の歯科衛生士へのヒアリングによると、「定期検診で舌が真っ赤に炎症を起こしている患者さんに問診を行うと、高確率でティッシュペーパーや硬い歯ブラシによる過剰ケアが習慣化している」という実態が浮き彫りになっています。本人は「綺麗にしているつもり」であるにもかかわらず、その行為自体が細菌感染の温床を作ってしまっているという皮肉な現実が存在します。