右腹の痛み原因はどこ?体の臓器の位置と痛む場所の病気リスク図解の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
日常的な腹痛から命に関わる病態まで、部位ごとに想定される代表的疾患と受診時の目安を体系化しました。以下の腹痛の場所と病気一覧は、日本救急医学会のトリアージ基準および一般的な保険診療報酬(3割負担時の概算)をベースに作成した比較データです。
発生部位疑われる主な疾患有病率・臨床データ目安緊急度と受診アクション右上腹部
(右肋骨下部)胆石症、急性胆のう炎、肝炎、十二指腸潰瘍成人の約10%が胆石を保有。脂質過多食でリスク約2.4倍に上昇。【高〜中】発熱・黄疸を伴う場合は当日救急受診。持続痛は消化器内科へ。みぞおち
(心窩部・中央)急性胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、急性心筋梗塞心窩部痛受診者の約3〜5%に心原性(心筋梗塞等)の重大疾患が潜在。【緊急】冷や汗・息苦しさを伴う場合は救急要請。胃痛様でも心電図確認を推奨。右下腹部急性虫垂炎、大腸憩室炎、回盲部炎、クローン病虫垂炎の生涯罹患率は全人口の約7〜8%。10〜30代に好発。【高】歩行時に右下腹部へ響く痛み、反跳痛(押して離すと激痛)なら直ちに外科へ。左腹部・背部急性膵炎、尿路結石、腎盂腎炎、S状結腸憩室炎尿路結石の年間罹患率は10万人あたり約130人。再発率は5年で約45%。【高〜中】前屈みで軽快する背部痛は膵炎疑い。血尿や叩打痛は泌尿器科を受診。下腹部・骨盤腔
(女性特有含む)卵巣嚢腫茎捻転、異所性妊娠破裂、子宮筋腫変性、膀胱炎茎捻転の放置は発症から数時間で壊死リスク急増。生殖機能喪失の危機。【極めて高い】突発的な失神を伴う下腹痛は迷わず119番。婦人科の迅速介入が必須。