結婚を視野に入れたとき、世間のカップルがどのくらいの時間をかけて入籍に至っているのかは最大の関心事です。リクルートが発表しているゼクシィ結婚トレンド調査データおよびブライダル総研の最新交際期間統計を紐解くと、結婚までに費やした交際期間の全国平均は約3.4年という数値が示されています。
ただし、この「3.4年」という数字を額面通りに受け取るのは危険です。統計の母集団には「学生時代から交際をスタートし、社会人数年目を迎えて結婚した20代前半の層」が含まれており、彼らの4〜6年という長期交際が全体の平均値を大きく押し上げているためです。
実際の現場動向を年代別に精査すると、年齢層によって明確な二極化が起きています。20代前半では生活基盤やキャリアの確立を待つために平均3〜4年を要するケースが多い一方、20代後半から30代にかけては平均1.5年〜2年前後で入籍へ踏み切る割合が一気に跳ね上がります。
また、女性ファッション誌『Oggi』が実施した既婚女性へのアンケート調査によると、理想とする交際期間として35.5%が「2〜3年未満」と回答しており、「1〜2年未満」と合わせると約7割が3年以内のゴールインを理想としています。一方、ブライダルジュエリー専門店『銀座ダイヤモンドシライシ』の意識調査では、男性の半数以上が「交際2年以内に結婚を意識し始める」と回答しています。つまり、男女ともに「2年」という節目が心理的な重大分岐点になっていることがデータからも裏付けられています。